【養成所】俳協ボイスアクターズスタジオの評判

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養成所・専門学校

俳協ボイスアクターズスタジオ(略:俳協ボイス)は声優事務所である東京俳優生活協同組合付属の声優養成所です。

志望者や元生徒、業界内でも厳しいという声が多くあり、事務所に所属するための最終審査では殆どが落とされ、誰一人も所属することができなかった年も何回かありました。

今回はそんな厳しいと名高い俳協ボイスの事を書いていこうと思います。

では、レッツラゴー!!

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俳協ボイスとは

俳協ボイスは東京俳優生活協同組合付属の養成所であり、1992年に設立されました。

今までに多くの声優を世に出しており、実績は確かなものです。授業の質も高く、最短1年で結果が出るため早く所属したい方などにお勧めです。

昔は東京以外にも大阪校がありましたが、今はもう開校されておらず、今では東京にしか校舎がありません。

俳協ボイスの審査を通過し、事務所に所属できた場合は勝ち組や将来安泰などと言われるぐらい仕事が豊富です。

俳協は1960年に創立された事務所であり、今ある声優事務所の青二プロダクションアーツビジョン81プロデュースなど、すべてこの俳協から派生しました。まさに原点です。

俳協のことを詳しく知りたい方は記事が書いてあるので、こちらをクリックしてください! 東京俳優生活協同組合の口コミ

主な卒業生

男性

・関智一(現所属:アトミックモンキー)

・岸尾だいすけ(現所属:青二プロダクション)

・諏訪部順一

・遠近孝一

・DJナイク

・熊谷健太郎

・梶原岳人

・佐藤アサト(現所属:青二プロダクション)

・内匠靖明

など、

女性

・長沢美樹(現所属:アトミックモンキー)

・石川静

・大原さやか

・佐藤利奈

・木村珠莉

・村川梨衣

・高橋未奈美

・荒川美穂

など、男性女性ともしっかりと活躍されている方が多いですね!数人ぐらいは移籍などしておりますが、俳協に所属していた時代も色々と活躍されていました。

やはり実績と仕事の豊富さは大手ならではですね!

俳協ボイスのメリット

最短で声優になれる

俳協ボイスは少々特殊で、スタンダードクラスとアドバンスクラスがあります。

入所した場合は経験者や未経験者問わずスタンダードクラスに入ります。

スタンダードクラス(半年)

  ↓

進級審査

  ↓

アドバンスクラス(半年)


  ↓

進級審査

  ↓

 所属

といった感じで半年ごとに進級審査があり、合格すればステップアップができ、合格しなければそこまでという感じで卒業とになります。

こういった感じで進級していくんですけれども、半年で結果が出る為その分自主練習をしたりしていかないと同期に置いていかれたり、授業についていけず、諦めたりしてしまうので、自習練習などが苦手な人は向いていない養成所です。

実力はぞろいの講師陣

他の養成所と比べると有名な方が講師をしているというのではなく、ナレーションや舞台など、あまり目立たないような仕事を沢山やっていたり、あるいはやっていた方が多い印象です。

名前は知らないが実力があるなら問題ないと思える方は大丈夫ですが、知名度がバリバリある声優さんに講師をしてもらえると安心感があって、そっちのほうが良いと思ってしまう方はあまりお勧めではないです。

週一回で通える

志望者にとってこれは大きなメリットでありますね!

声優を目指す上で通いやすさ重要であり、学生や社会人共に自分のライフスタイルに合わせて通えるので大きなメリットと言えます。

ただ見方を変えると、週一回しか通えなく、その分自分で練習や勉強を日々やっていかないといけません。サボってしまうと次の授業に確実に置いていかれて、痛い目を見ることになってしまいます。

あと、スタンダードクラスは入所時に通いたい曜日を選ぶことができますが、アドバンスクラスに進級した場合は金曜日の授業のみしかありませんので、気を付けないといけません。

俳協ボイスのデメリット

授業料が高い

他の養成所と比べると少々割高になってしまいます。

スタンダードクラスの受講料は242,000円です。
アドバンスクラスの受講料は88,000円です。

もし一年で声優になれた場合は33万円といった比較的に他の養成所と同様の額でまだ安く済ませれるのですが、最初のスタンダードクラスを半年受けて審査に通らず、卒業してしまったら242,000円もの大金をたった半年で失ってしまいます。

所属が困難

俳協ボイスは倍率が高く、半年で結果が出たり、バックにいる事務所も業界では顔が広く仕事の量も豊富なため多くの志望者が集まってきます。

ただやはり、事務所自体が即戦力になり得るかつ現場に出しても恥ずかしくない人材を求めている為か、100人以上もの受講者から所属できるのは毎年一人から五人ぐらいです。下手したら0人の時もあります。それぐらい事務所に所属するのが難しいと言われております。

所属困難と言われている分、所属した場合は実力が認められているという事です。

俳協ボイスの評判

少々昔の話ですが、とある講師が毎回授業がある度にごんぎつねの朗読しか生徒たちにさせておらず、生徒たちはうんざりしておりましたが、進級審査の時に課題としてごんぎつねが出て、色んな生徒が「助かった」「受かった」などという声がありました。

一見、何の意味もない授業だと思えるかもしれませんが、講師の方が出す課題は基本、役者にとって経験になり得るものを出してきます。役者は常に何かをインスピレーションしているもので。気がつかない内に自分の中に経験として取り込まれていきます。養成所に通うときはどんな授業でも真剣に受けることをお勧めします。「声優になりたいのに、なんでこんなことしないといけないの?」と思ってしまうことがあるかもしれませんが、声優も役者です。役者は演じるために常に何かを経験したりしないといけません。ですので、何かにおいて「嫌」と言わずに色々なものに挑戦してみることをお勧めします。

あと、俳協ボイスで聞くのが授業の進行スピードが速いという事です。半年で結果が出るため必然的に早く成果を出さないといけなくなります。ボーっとしているあっという間に置いていかれます。最初のスタンダードクラスから濃い授業を受けるため余裕をもって受けることができませんし、たった半年受けてからの進級審査があるので、気を引き締めて受けないといけないです。

よく経験者向けの養成所と言われておりますが、そういうことはなく経験者も未経験者も等しくチャンスはある所だと思います。あとはそこでやっていけるかどうかは本人の努力次第です。何度も書いておりますが、たった半年なので、他の養成所と比べて努力をさらにしないといけません。

まあ、これだけ短い期間での授業ですので、いかに事務所側が即戦力の人を欲しているのかがわかりますね。激しい養成所内での争いが終わり事務所に所属したとしても、今度は所属している人達との争いがあります。事務所が大きく、歴史も長いので所属している人数も他のプロダクションと比較すると多いので、そこでも努力を怠ってはいけません。本当に大変なのはなった後ですからね!

まとめ

俳協ボイスは事務所の体質上、即戦力となる人材を求めており、そのためスタンダードクラスとアドバンスクラスそれぞれ半年間あり進級審査にすべて合格すれば超大手事務所である東京俳優生活協同組合に所属する事ができます。ただ、半年と言う短い期間で結果が出るため、100人以上いる生徒たちの内一人から五人ぐらいの人が所属することもあれば一人も所属しないこともあります。それぐらい所属困難と言われている養成所です。

その分、事務所に所属できた時は大手という事もあり仕事が豊富にありますので、活躍できる場や選択肢などが増えることでしょう。もちろん事務所内でも戦っていかないと生き残れませんので、常に必死でやっていかないといけません。

もし、この記事を読んで俳協ボイスに興味を持たれた方は養成所のホームページに行き、資料請求をしてみましょう!!

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